876号「余計な一言」(メールマガジン「人事の目」より)

年末から年始にかけてお申込みいただいた「言(GEN)」の発送が落ち着きました。(秘書のSさんのおかげです。)ありがたいです。今回、びっくりするくらいお申込みいただきました。ありがとうございます。みなさんのお手元でお役に立てるなら嬉しい限りです。

勉強会のやり方について個人事務所のHPに掲載してみました。
https://randcompany.jp/gen.html

これ以外にもいろいろなやり方が考えられると思います。こんなやり方でやってみた、というのがありましたら、ぜひお知らせください。

さて、この「言(GEN)」の使い方について。最初からページをめくっていただくのでもよいのですが、こんな使い方もあります。何も考えずにパッと開いてみてください。そこに出てくる言葉。それが今のあなたへのメッセージとなります。おみくじ方式です。

私もやってみました。

「余計な一言」(その一言、自分の気が済むためではないか、と自問せよ)

上司としてメンバーの行動を正したい。その想いから注意をするわけですが、余計な一言を言ってしまいがちです。正すべきことを伝えるだけでいいのですが、つい否定的な感情を吐き出してしまいがちです。しかも話の最後に。例えば、

「・・・・、結局、変わらないな。」
「・・・・、どうせわからないだろうけど。」
「・・・・、頭悪いんじゃないの。」

上司から正されると誰でも反省します。腑に落ちない指摘をされたとして、なんでそう言われるんだろうと、やはり自分の行動を振り返ります。会話中に自省しています。ただ、最後のこの手の否定的な感情を落とされると、誰でもその言葉に対する否定的な感情がもわっと湧きます。そうなると「正すべきこと」はどこかに行ってしまいます。

自分の感情をぶつけたいのか、行動を正してほしいのか。明らかに後者のはずですが、自分の余計な一言がそれをだいなしにします。

過日ある打ち合わせの席上、最後に余計な一言を言ってしまいました。ミーティングが終わってから、“言わなきゃよかった”と反省しましたが、後の祭り。言いたいことと言うべきことは違いますね。まだまだ自制が足りません。自分に対する「言(GEN)」からのメッセージでしょう。

感情をぶつけてはダメと言っているわけではありません。逆です。感情のないメッセージは伝わりません。メッセージを否定するような感情を吐露するのはやめよう、ということです。

気持ちを伝えたいとき、そんなときには言葉に頼らない方がいいですね。表情、声のトーン、身振り、ボディタッチなどから伝わります。ただ、オンラインだと黙って肩をポン、ができません。腹を割って話すときはやっぱりリアルですね。


おまけー1:Netflixの「Designated Survivor (宿命の大統領)」にはまっています。非常にOT的な展開です。気を付けないとずっと見てしまうので一日1話だけと自分に言い聞かせています。ときに、この邦題はどうかと思いますが。(余計な一言)

おまけー2:オミクロン株が爆発していますが、これでCovid-19が「風邪」となり、夏にも終息するのではないかという見解がありますね。終息はいいのですが、夏までかかるとなると、それまでの集合型のイベント(卒業式、入学・入社式、研修など)は今からオンラインでやれるようにしておいた方がいいですね。

おまけー3:自宅近くのコンビニ。ここのオーナー店長は「いらっしゃいませ」を「せー」と言います。このため、外国人アルバイトも全員「せー」と言います。とある件で電話したところ、「しー」と電話に出てきました。(徹底しています。)



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