880号「夢と出会わずに死んでいいのか?」(メールマガジン「人事の目」より)

自身の活動の一環として、一般財団法人渡辺記念育成財団の理事、事務局長を務めています。芸能プロダクション、トップコート社長の渡邊万由美さんが理事長。みらいの芸能を創るクリエイティブディレクターの育成事業(みらい塾)、芸能の未来を考える研究会などを行っています。

みらい塾では塾長としてプログラムを監修し、塾生たちのカウンセリングを行っています。手前味噌ですが、エンターテインメントの世界でプロデューサーを目指す若者にとっては垂涎の企画のはずです。HPをご覧いただくとわかりますが、日本を代表するトッププロデューサーたちから直接指導を受けられ、かつ10万円の奨励金ももらえます。

この財団で新たに「EverWonder」なる事業を立ち上げることにしました。クリエイティブディレクターにはボーカルグループGReeeeNのHIDEさんにご就任いただきました。私の役割はオーガナイザーです。立ち上げにあたり、志に賛同した仲間たちとの議論を経て私が書いたメモを転載します。

夢と出会わずに死んでいいのか? 
・生き辛い世の中になっている
・閉塞感や同調圧力がある
・否定されることを怖れて、“好き”を好きと言えない空気がある
・SNSで他者を叩くことで溜飲を下げる風潮がある
・自暴自棄な行動をとる人も現れている
・多くの人が肩書、境遇、環境から自分の可能性を自分で制限し、自分の「夢」を考えたこともない
・だから、生き辛い

・われわれはエンタメに心を動かされ、全力で取り組むトップアスリートたちの姿に涙する
・この「心を動かす力」により、人々の心の導火線に火をつけたい
・それが、本当にやりたいこと=「夢」を見つけるきっかけとなる
・夢と出会わずに死んでいいのか?
・「夢」を持った人が増えたとき、生き辛い世の中ではなくなっているはず

心の導火線に火が灯り、身近な夢に気づく 
・「夢」はたいそうなことではなく、ごく身近なこと
・何かをやってみる/やれた、この繰り返しから、次第に「夢」が見えてくる
・この「プロセス」や「このための思考回路」に気づいてもらうための働きかけをする
・これを「Make it happen(夢を目標にする)」と称する

・その前に心の導火線に火をつける
・そこにエンタメやトップアスリートの力を使う
・これを「Moment of truth(心が揺さぶられる瞬間)」と称する

・EverWonderは「Moment of truth」×「Make it happen」で構成される

まずは、Moment of truth(心が揺さぶられる瞬間)を生むエンタメ企画が必要です。その企画づくりをみらい塾5期生のテーマとすることにしました。

「世の中にない、人の心を揺さぶるエンタメ企画を創案する。」

このためのアイデアソンを3月3日と4日にオンラインで開催することにしました。みなさんご自身、またはみなさんの周辺で、エンタメの力を使って何かを創り上げたいという方がいましたら、ぜひ、アイデアソンにご参加いただきたいです。年齢、学歴、職業、国籍不問です。アイデアソンを経て優秀者5名をみらい塾の5期生としてお迎えします。

詳しくは以下をご覧ください。
http://watanabe-mf.or.jp/ideason/

先日の日経産業のコラムにも書きましたとおり、いろいろなことをやっていますが、すべて目指すことは同じです。“人の心に火を灯す/元気にする。”です。 Organization theaterを始めとする研修プログラム、組織開発やアドバイザリー、PHAZEリカレント(アラフィフの学び直し)、講演、執筆・・・、私にとってはすべて同根なのです。


おまけー1:「1ミリでも心が動いたものはチャンスとみなして、そのチャンスにどんな価値や可能性があるのか」を懸命に考える。2月24日の18時から株式会社ダイジョーブ CEO、山田智恵さんに実体験をもとに「ミーニングノート」についてお話しいただきます。 

詳しくは先週お送りした「人事の目の特報」をご覧ください。

おまけー2:アラフィフの学び直し「PHAZEリカレント」の5期生募集中です。1回目の説明会を2月21日(月)の18時からやります。私が説明いたします。「PHAZEリカレント 説明会」で検索を!




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