12月15日、PHAZEの最終日。修了課題としてKAMBEE(官兵衛)を開催しました。
“しました”と過去形で書いていますが、今は12月15日の午前中なので
実際にはこれからです。(KAMBEEの控室で書いています。)
PHAZEの対象は18歳から25歳までの成長意欲が旺盛な若者です。
組織の中で高いパフォーマンスを発揮できる若者を輩出したいと思っています。
学歴は関係ありません。学生時代に勉強ができたとしても、会社という組織の中で高い
パフォーマンスを上げられるわけではありません。当事者意識が強く、謙虚で、かつ周囲から
好かれる人材であれば組織の中で評価され、いろいろな成長機会が与えられるものです。
このために必要な「ポータブルスキル」と「心のもちよう」を鍛える場。それがPHAZEです。
「ポータブルスキル」とはどの会社でどんな仕事をするにしても求められるスキルのことです。
「心のもちよう」はその字の通り。すべての人間性のベースとなるものです。
PHAZEでは以下のことを実践するための「ポータブルスキル」と「心のもちよう」を
鍛えてきました。
・仕事の段取りに無駄がない
・わかりやすい文章を書ける
・プレゼンがうまい
・情報の整理がうまい
・ホスピタリティに富んでいる
・表情豊かに話す
・他責にしない
・周囲を明るくする
・理と情のバランスがとれている
その最終仕上げの場としたのが「KAMBEE(官兵衛)」です。組織の中の情報は人を介して
伝えられるものです。“人を介して”となりますと、話し手の想いを汲んだ上で
アクションを起こす必要があります。想いは言葉だけでなく、話し手の表情や声のトーンから
読み取らねばなりません。その上で、関係するあらゆる情報を整理し、自分の提案を
わかりやすく話す。このためのポータブルスキルを駆使して実践してもらいます。
KAMBEEはこの実践検定です。
KAMBEEの舞台は通販会社。奨励生たちは社長肝いりで選ばれた新人という設定です。
とある課題に悩む総務部長の依頼に応じて提案を考え、プロジェクトミーティングの場での
提案を求められます。プロジェクトメンバーは6名。この6名の支持を得られれば検定合格です。
提案にあたっては、更にその場にいる聴衆全員に判定してもらいます。リアルタイムで
集計し表示します。PHAZE奨励生としてみると、目の前で結果がわかります。
自分の提案が多くの人に受けられるかどうか。まさに「アメリカズ・ゴット・タレント」方式です。
あと3時間ほどでKAMBEEスタートです。6名の奨励生たちには、3カ月と1日の成果を思う存分に
発揮して欲しいと願っています。
おまけー1:某施設で“あのースイッチャーの調子が悪いみたいなんですが・・・”と
受付の方に問い合わせたら、ちゃかちゃかやってきて、“映りますけど、何か。”
みたいな反応をされました。この施設が空いている理由がわかった気がします。
おまけー2:感動のレストラン「Casita」はこれと180度違う対応をしてくれます。
彼らのクレドには「お客様に絶対ノーと言わない」とあります。これは正直すごい。
おまけー3:「クリード 炎の宿敵」。やばいです。ロッキー4でロッキーが戦った
ドラゴの息子とドラゴに殺されたアポロの息子の戦い。50代のロッキーファンには待ちきれない作品。
http://wwws.warnerbros.co.jp/creed/index.html
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