Vol.730「仕事の仕方を変える」(メールマガジン「人事の目」より) 

歴史ある大企業・団体が「仕事の仕方」を変えるのは大変です。なにしろオペレーションが
それで確立していますから。しかも、経営陣は「過去の仕事」のエリートです。
誰かが変えようとしても、“やったことがないことをやるよりも、現状維持の方がリスクが
少ない”という声に勝てません。ただし、それで変えないでいると、気がついたときには
“過去の企業”になっています。

“メモはパソコン(デジタルツール)で取りなさい”
“常時インターネットに接続していなさい”

15年以上前から、自分が経営者を務めた会社ではこう話してきました。研修などの
プログラムで塾長をするときにも同じことを話しています。

メモから資料を作ったり、誰かと共有することを考えるとパソコンで記録しておいた方が
便利です。検索も容易です。紙のノートだとそうはいきません。工数が増えます。
常にネットに接続していれば、わからない言葉に遭遇したときに、すぐに調べることが
できます。わからないままで時間を過ごすよりも、すぐに確認した方が良いに決まっています。

10年前では会議中にパソコンで作業していると、“何してる!”と気分を害される
おじさんがいました。某経済団体の会合で何度か怒られた記憶があります。5年ほど前には、
同じようなことをしている人が増えたこともあり、正面から怒られることはなくなりました。
最近は当たり前の風景になりました。おそらく、5年後には“なんで、デジタルツールで
メモをとっていない!”と怒られるようになるでしょう。ネットの話も同様です。

もちろん、TPOにより“便利”優先でないこともあります。クレーム対応でお邪魔した
お客様の目の前でカチャカチャやるのは適切ではありませんし、さらには、どんな場面でも
相手の顔を見ずにパソコンのスクリーンのみを見て対話するのは感心しません。

まずは「メモはパソコン」「ネットに常時接続」を“ふつう”にしましょう。
その上で、これをお薦めします。

「ミーティングのメモや“まとめの資料”をリアルタイムで作成し、
ミーティング終了後にただちに関係者にメールする。」

これは上がやらなくてもいいことです。誰でもいいです。できる人が率先してやれば
良いことです。これにより、組織の生産性が間違いなく高まります。実際、例えば
“Zoom””アピア―イン“”Slack“のようなツールを使って、多地点から遠隔で
同じメモをみながら会議することを当たり前にやっています。こうした若者たちが
昔ながらのやり方で会議をしている会社に入社すると呆れて辞めていくでしょう。

上になればなるほど、過去の“自分資産で食えて”しまいます。自分資産とは
経験に裏打ちされた自分なりのスタイルとさばき方です。日常的には何一つ不自由がない
と思いますが、やったことない仕事の仕方に敢えてチャレンジしてみませんか。
学びを通じて、若かりし頃の“未来に向けた希望と不安”が戻ってきますよ。

生活の仕方もそう。頼まれて“用心棒”をしているベンチャー企業が赤外線リモコンを使い、
エアコン、テレビ、照明など幅広い種類の家電を自宅や外出先から操作できるリモコン
(MIRAI RIMOCON)を東京電力エナジーパートナーと組んで発売しました。

旧来の家電もつなげられるし、工事も不要なのがいいですね

”生活の仕方“を変えるために、是非、おためしください。私も使っています。
(ホテル、貸会議室、店舗などへの導入もおススメです。)

https://sorekara.jp/mirairemocon/

おまけ:とある会社のセキュリティゲートで足止めに。いただいたカードを照らしても、
ピーと警告音。ゲートが開きません。たまたま、近くにいたその会社の某氏を見ると
ばーんと出ればいいんすよ”と言われ、ばーんと出たところ、警備が数名走ってきました。

“やあ、ご苦労様。あっちだよ。”

たまたま走っている人を指さしたところ、“失礼しました!”と通してくれました。
(人を見る眼があるなあ。)

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