Vol.491 腹立たしい社員:ワースト5

“腹立たしい社員像”について語り合う機会がありました。
 
お相手は、私と同じ”社長”さんたち数名。自社の関係者がいないからこそできる
話題です。社長は、社員のネガティブな評価(悪口)を気軽に社内で言っては
いけませんので。
 
“あいつは・・・だからなー”。この一言を聞いた人は、その”あいつ”を社長と
同じ目線で見、かつ軽んじるようになります。また、その”あいつ”に関わると自分に
飛び火すると思うので、関わらないようになります。これらにより、その”あいつ”は
ますます仕事ができなくなります。
 
だから、社長はみだりに社員のネガティブな評価を口にすべきではないのです。
 
ちなみに人事部長の最大の使命はこの社長による”社員の悪口”を聞くことです。
但し、聞くだけです。いたずらにアクションを起こしてはいけません。
(人事部長がこの役目を担えない場合には秘書室長の出番です。誰も聞いてやらないと
交際費が増えます。)
 
さて、本題に戻ります。社長の目から見て、どんな社員が”腹立たしい”か?
以下、そのベスト(ワースト?)5です。
(ホントは10あったのですが、スペースの関係で5つのみ共有します。)
 
1.      社長の時間を無駄にする社員
2.      若手を萎えさせる社員
3.      社内の雰囲気を悪くする社員
4.      社長の威を借りて仕事をする社員
5.      言い訳をする社員
 
何と言っても「社長の時間を無駄にする社員」は不人気ナンバー1です。
 
社長は忙しい。時間がないわけです。この日までにこのアウトプットを出してくれと
依頼しているのに、その打ち合わせのときにアウトプットを用意してこなかったり、
期待した水準になっていなかったり、ちゃんとやればわかりそうなことが抜けていたり、
明らかなやっつけ仕事に遭遇すると腹立たしいわけです。
 
この日までにできているはずのことが先延ばしになる。社長としては他のことに影響が
出ます。自分の時間を工面し直さなければなりません。実に腹立たしい。
 
社長側の説明が足りないこともあるでしょう。それだったら、わからんと聞いて欲しい
わけです。わからないことを放置して当日を迎えるという姿勢が腹立たしいわけです。
 
“もういい!”と自分でやることにしてしまうと身動きがとれなくなるので、それも
できません。”もうどうすんだよー”という感じで目の前で適当なアウトプットを
説明しているヒトに噛みつきたくなります。
 
同様にグダグタと何を話しているのかわからない説明をする社員も腹立たしい。
1時間しかないのに40分も話されたら、それを実現したり、深めるための議論ができません。
更には、それだけ聞いたのに、説明だけで、”どうしたい”がないわけです。腹立ちます。
時間を無駄にされたーと思います。
 
「若手を萎えさせる社員」。意気揚々と仕事をしている若者が”あんな風にはなりたくない”
と思わせるような態度や風体をしているシニア社員も腹立たしい。社長がビジョンや
前向きな話をして、若者の心に火をつけているときに水をかけるような言動をする。
廊下に落とし穴をほって落としたい気持ちになります。
 
「社内の雰囲気を悪くする社員」。ずーっとネガティブなことを言っていたり、
社内批判ばかりする社員のことを考えると血圧が上がります。
(そんなに嫌ならすぐに辞めれば!)と心の中で思います。完全な人や組織はないわけで、
その人が改善点に気づいているなら、率先して変えて欲しいわけです。批判を言うのは
誰でもできますし、それを聞く周囲の気分がいいわけがない。実に腹立たしい。
 
「社長の威を借りて仕事をする社員」。これも腹立たしい。社内調整で何かというと
「社長が・・・」と言う。政策的に社長を悪者にした方がいいことがあります。
そういうときの「社長が・・・」はありなのですが、常に「社長が・・・」とやられると
気分が良くないわけです。それは調整でもなんでもなく。社長の権威をかざして強引に
進めているだけです。
 
「言い訳をする社員」。何かトラブルが起きたときに「言い訳」から入る。その人が
100%悪いわけではなく、諸々の要因が重なって問題が発生していることを説明したいの
はわかります。そんなことはわかっています。社長としては、”なんでこうなったのか!”と
“で、どうする?”のうち、”で、どうする?”議論をしたいのですが、言い訳を
聞かされると”なんでこうなったのか!”の掘り下げに入ってしまいます。
 
ここはスッキリ謝ってもらい、その後の対策を一緒に考えるモードに移ってもらいたい
のです。自己弁護は保身にもなりません。
 
社長さんたちは相当溜飲を下げてお帰りになりました。私も社長はみんな同じような
悩みがあるのだなーと思いました。それにしても、社長は優秀な社員のことよりも、
これらの”腹立たしい社員”のことを考える時間の方が圧倒的に長い。
そういうものですね。
 
 
おまけ-1:1月31日の選考で”実際どうなのか”を判定する新しい選考方法
「Job audition」のデモ会に多くの方にお越しいただきました。ありがとうございました。
 
役者を活用した疑似ビジネス体験を通じたアセスメントなのですが、役者側のクオリティを
上げるために”稽古”が必要です。無料トライアル企業を2社募集します。
 
このタイミングですから、選考というよりも、内定者の強み・弱み判断になるかも
しれませんが、やってみてもいいよ、という企業の方はこのメルマガの返信で
お知らせください。
 
おまけー2:週末から久しぶりの連続休暇。国外で羽を伸ばしてきます。いってきます。
 
 

 

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