Vol.558 学歴<人間力

聞いていただきたいことがあります。

“偏差値の高い大学には行っていない。あるいは大学にも進学してない。

ただし、地頭はいい。人間的な魅力もある。”

こんな若者を発掘し、仕事力を鍛えて、“熨斗”をつけて大企業に推薦する。

こんな試みを稼働させます。

学歴不問と言われて久しいのですが、現実はそうはいきません。大企業の新卒採用の

現場を見てください。人気企業であればあるほど、大量のエントリー者との“格闘”に

なります。人物重視をうたっていたとしても、応募者数が多すぎます。このため、

結果として偏差値の高い大学の学生が優先・・・。これが「学歴フィルター」です。

偏差値の高い大学に通う学生は試験で高い点を取ってきた連中です。総じて優秀。

一般的な知識もあり、課題対応力にも秀でています。役員面接に上げたときに、

“なんであんなの上げたんだ?”と言われるリスクは少ないでしょう。

新卒一括採用の主眼はこれでよいと思います。企業活動において、課題対応力に

秀でている人材は必要です。特に仕組みが整備されている大企業では相当数必要です。

それが事業を回していく原動力になりますから。

一方で、自ら課題を見出し、時に現状を否定したり破壊することも辞さず、それでいて

周囲を巻き込みながら新しい枠組みを形成できるような人財も一定数必要です。どんな

事業であっても、時間の経過と共に陳腐化・成熟します。そんなときに、このタイプの

人財が衰退ではなく新たな成長ステージへ矛先を変えるけん引役になります。

こうした人財のことを私は「イネーブラー(enabler)」と呼んでいます。

天才的な着想や技術力を有する稀有な人とは少し違います。こうした“天才”は

組織人ではないので、一般的に芽を大きく開花させることが得意ではありません

。天才の言葉を解し、天才の「才」を開花させるヒト、それがイネーブラーです。

イネーブラーになり得る若者を「学歴」関係なく発掘して仕事力を鍛える企画、

それがPHAZEです。

http://phaze.jp/

(学歴<人間力

偏差値の高い大学に行かなかった、または大学に進学しなかった。

その理由はいろいろだと思います。高校時代に勉強以外のことに打ち込んだ、

自分にエンジンがかからなかった、経済的に行けなかった・・・

これが後々大きなハンディとなってしまう現状をなんとかしたい!

この思いから立ち上げました。

今年はPHAZE元年。認知度はまだゼロです。まずは実績をあげる必要があります。

みなさんの周囲で“偏差値の高い大学には行っていない。あるいは大学にも進学してない。

ただし、地頭はいい。人間的な魅力もある。”という若者(19歳から21歳、大学1年または2年.

大学生以外も、男女問いません)がいましたら、ぜひ、この企画をご紹介ください。

応募者多数の場合、オーディションのようなことをします。その後、5日間の集中トレーニング。

ここでは、以下のスキルを徹底的に鍛えます。

‐自分の考えをまとめて効果的にプレゼンできるスキル

‐簡潔な文章を書くスキル

‐相手の表情を読み、自分の感情を表情で伝えるスキル

さらに、想定外の事態が発生してもフリーズせずに行動するための心の持ちよう、

自己中心的な考え方から脱するための心のもちよう、について指導します。

5日間の集中トレーニングを経て、一定以上の力量があると判断された受講生については、

私の下で3か月のインターンにチャレンジしてもらいます。

ちなみに受講生から受講料はいただきません。(タダです。)

本年度は東京(8月)、福岡(9月)、京阪神(2月)の3か所で開催予定です。

直近の説明会日程は以下の通りです。

6月16日(火) 19:00-20:30 天神仕事基地(天神徒歩2分)(福岡)

6月26日(金) 19:00-20:30 神楽坂HCスタジオ(飯田橋駅徒歩5分)(東京)

7月03日(金) 19:00-20:30 メトロシティ神谷町7F(神谷町駅徒歩1分)(東京)

7月10日(金) 19:00-20:30 神楽坂HCスタジオ(飯田橋駅徒歩5分)(東京)

運営母体は一般社団法人「PHAZE」(理事長:山森達也)です。

なお、この試みに賛同いただき、ご支援いただける企業、個人の方についても熱烈募集中です。

おまけー1:梅雨入りしますね。道端の紫陽花が梅雨の象徴です。ここにカタツムリが

必ずいたものですが、最近では全くみなくなりました。どこへ行ったのでしょうか、

おまけー2:「優秀なプレイヤーは、なぜ優秀なマネジャーになれないのか?」

クロスメディアパブリッシング)が3刷に! (ありがとうございます。)

おまけー3:最近、「本能寺の変」や「坂本龍馬」の通説をひっくり返す書籍を読みました。

何が真実かはわかりませんが、「学んできた歴史」には多かれ少なかれフィクションの部分が

あると考えて間違いないでしょう。

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