お正月休みが終わったかと思ったら世の中は3連休。なんだか休みが多いですね。
私は「ON」です。3連休関係ありません。1月は大変忙しく、祝日・週末を入れても
完全OFFの日がなんと2日しかありません。
しかし、このくらいの方がいいのかもしれません。
なにしろ年末年始にPCに触らない「完全OFF」を3日やったところ体調を崩しました。
おそらくPCが発する電磁波と身体のリズムが共鳴していて、それがなくなったので
体調を崩したのではないかと・・・。だから休まないっ!
というのはやせ我慢なので、いつものように人が休まない時にまるっと休む予定です。(^_-)
さて、とあるところで困った話を聞きました。意思決定者が「決めない」らしいのです。
周囲からの提案に対して、NOとは言いません。しかし、ダメ出しをする。
そこで、周囲が再度検討して持って行くと、別のダメ出しをする。
これが何度も繰り返されるらしいのです。こんな感じなので一向に決まらない。
提案が意思決定に値しない、提案の中に十分な判断材料がない。提案がダメダメ系なので
決められないのではないか、と疑ってみました。結構、そういうダメダメ系の提案に
遭遇することが多いからです。
私が「意思決定者に必要な5つの流れ」や「空・雨・傘」を意識して提案せよ、
と言っているのはそのせいです。ちなみに以下は関連するメルマガのバックナンバーです。
しかし、この場合はそうではありませんでした。提案側は意思決定者の”気まぐれ”的な
ダメ出しに誠実に応えていました。しかもわかりやすい提案。提案者側の問題ではありません。
リーダーはわからないことを決めることが仕事です。どうなるかなんて誰にもわかりません。
それらしい説明があったところで、しょせんはやってみないとわかりません。
そうなると、ある程度の説明を聞いたら、自分の判断軸に照らして、”えいっ!”と
決めないといけません。
この自分の判断軸を持たない人、弱いヒトが意思決定者になると、なかなか決められなくなります。
しかも、その意思決定者がいろいろなことを勉強していると余計始末に悪い。いろいろな
オプションが浮かんでしまうので、ますます決められなくなってしまいます。
「何を食べるか」「何の映画を見るか」「どのスーツを買うか」・・・
こんな時に”えいや!と決められない”人は自分の判断軸が弱い可能性があります。
こういう場合の打開策は一つしかありません。(ちなみに、その意思決定者を替える、
というのは提案側ができることではないのでオプションにはなりません。残念ながら。)
ではどうするか。
意思決定者が信頼を寄せる人に決めてもらうのです。そのヒトに「これがいい」と
言ってもらうのです。それで物事が前に進みます。
自分の判断軸を持たないヒトは、常々誰かに決めてもらいたいという願望があります。
しかし、それなりの役割に就いていると「責任感」が誰かに委ねることを阻止します。
だから自分で抱えることになり、いきおい身動きがとれなくなるのです。
こういう時に、自分が信頼する誰かから「これはいい」と聞くと安心します。それで
決めることができます。”子供や嫁がいいと言ったから決めた。”
という話、聞いたことがありませんか。
意思決定者の「決められない」場合には周辺を攻めてみましょう。
例えば「**さんに聞いてみてください。」同じ提案が2度「ダメ出し」で流れた場合には
正攻法で何度もやらずに別の戦術もやってみましょう。
取引先の社長があまりに決めないので腹を立てて「いい加減にしろ!」と怒鳴ったところ、
相手が恐縮して決めてくれた、という事例がありますが、これはハイリスク型の対応です。
(私も”たまにやりますが)”あまり、おススメできません。
おまけー1:「エスパー伊東」「江頭2:50」「まいける」がコンビを組んでキングオブコントに出演。
なぜか、その審査員をやっている夢を見ました。どういうこと?
おまけー2:年末にやっていた「仁」。ちゃんと見だしたらハマりました。となるとお決まりの
原作漫画の購入。こういうときにBOOKOFFはありがたい。
おまけー3:それにしても「とんび」のCM多過ぎ。もう意地でも見ないという気持ちになりました。