サプライズ系の仕掛けが好きです。 “surprise”というのは、嬉しくてびっくり!
という感じだよ“。中学の英語の先生からこう習ったことが影響しているのかもしれません。
(“嬉しくて”はその先生の一つの例えだったわけですが。)
先日会食した日系ドイツ人の某社社長から、沖縄に家族旅行すると聞きました。
私は誰がどこかに行くと聞くと、反射的にどこのホテルに宿泊するのかを聞きがちです。
社会人のスタートがホテルだったので、今でもホテル業界には愛着があります。
その癖ですね。Mホテルと聞きました。
会食終了後、知人の宿屋大学の近藤社長に連絡。Mホテルの人を紹介してもらいました。
サプライズのギフトの手配をしたかったからです。ただし、ここからが大変でした。
私のリクエストは、“このドイツ人一家の滞在中に「旬のカッティングフルーツ」を
出してください。私からのメッセージカード “Enjoy OKINAWA life!”をつけて”でした。
ホテルの人からすぐに“やります!”という頼もしい返事をいただきましたが、
なんと“予約が見当たりません・・・”と。
このドイツ人社長はドイツと日本の二つの国籍があり、しかも奥様は日系アメリカ人。
奥様の名前で予約されていると私が知っている名前とは違うことが考えられます。
そこで、会食の中で聞いた家族構成、住所などの情報をお伝えしたところ、このホテルの方が
いろいろ立ち回ってくれ、ついに特定してくれました。
初日のディナーのレストランにじゃーんとサプライズでマンゴーのカッティングフルーツ
が登場。このドイツ人写真家族から写真と一緒にサンキューメールが届きました。
嬉しい限りです。
それにしても、このホテルマンの対応は素晴らしいと思いました。わずかな金額
(一泊分にも満たない)のギフトなのですが、何度もやりとりをしていただき、
実現にこぎつけてくれました。
もう一つ、ホテル系の話で素晴らしいことがありました。突然ながらこの週末に
福岡と熊本に行くことになりました。ところが、福岡は祇園山笠でどのホテルもどえらく
高額に。博多の定宿では空いている部屋(スタンダード)がなんと1泊8万というありさま。
熊本もなぜかホテルがみんな満室。
困り果てて、大阪で定宿にしている某ホテルチェーンの宿泊部長に相談したところ、
熊本が満室なのはオールスターゲームとのこと。(そうだった。)しかも、そのホテルに
選手団が宿泊するとのこと。
こりゃどうにもならないと思い、“なんとかします・・・”と返事したところ、
“1時間ください。確認します!”とのお返事。待つこと40分。“熊本のチェーンホテルの
部屋がとれました!”との返事。素晴らしいです。こういう忙しい時期にキャンセルが出た場合に
普通に市場に出せば高い値段で販売できるはずです。そこをいつもの価格で提供いただきました。
先の沖縄のMホテルのマーケティング支配人、大阪の定宿のホテルの宿泊部長の素晴らしい対応は
、“目先”の経済合理的にはNGな動きかもしれません。しかし、お二人とも“目先”に
囚われることなく動いてくれました。当然ながら私の2社へのロイヤリティは高まりました。
今後、これらのホテルが選択肢にあがったら、間違いなく選択するでしょう。
この手のことは昔から言われています。しかしながら、これとは180度異なる対応をされる
ことが多々あります。先日もある案件でとあるサイトに広告を出すことを検討したのですが、
我々が必要な1か月と1日の掲載期間に対して、“当社のきまり”だからとして3か月分の
掲載料を請求してきたり、某地方新聞では、こちらのリクエストはお構いなく、
“上の確認をとりましたので”として、希望したところとは別の枠で話を進めようとしてきたり・・・。
いずれも“上の呪縛”にやられた営業マンの「保身」ですね。
おまけ―1:雅叙園東京の百段階段で「和のあかり」というイベントをやっています。素晴らしいです。
階段の一段一段に“いつも立っていて可哀想なので”として、可愛いこけしたちが布団に入って
寝ています。お薦めです。
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/wanoakari2018
おまけー2:この前もお知らせしたLGBTを題材にしたショートムービー「カランコエの花」
“とある高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた 。
しかし他のクラスではその授業は行われておらず、 生徒たちに疑念が生じる。
「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がっていき…
思春期ならではの心の葛藤が 起こした行動とは…?“
「カランコエの花」で検索を。7月20日までです。
おまけー3:飛行機が到着。みな一斉に棚の荷物を下ろしています。
初老の女性が棚に手が届かないようであたふたしていました。
そこに「私が」といって手を伸ばす中年の男性。(お、いいじゃん)
男性が荷物を取ろうとした矢先に、棚から荷物が女性の頭を直撃。(あ!)
「すみません!大丈夫ですか!」という男性の頭をその女性が一撃。
(笑ってはいかん。特にCA。)
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