981号「大好評につき、OT体験会、またやります!」(メールマガジン「人事の目」)

昨年11月に続き2回目の「OT体験会」を開催しました。2時間弱のオンラインでOTなるものを体感いただく企画なのですが、今回も非常に盛り上がりました。

OTとはOrganization theaterの略、ビジネス上の修羅場・有事体験プログラムです。AIの台頭、国際情勢の緊張、行き過ぎた資本主義への修正ドライブ、環境問題への対応要請など、経営環境が激変しています。アメリカ大統領選の結果いかんでは国際情勢が更に分断状態になる可能性もあると思います。

これからはまさに、経験したことがない中で経営をする時代になります。そうなると「有事に向かう胆力」、「不測事態においてもフリーズしない強さ」が従来よりも求められます。OTはその実力をアセスメントし、かつ鍛える場なのです。

こうしたことからOTは次世代経営者候補の方を対象に行われることが多いです。当然ながら選抜された方々なので優秀です。しかしながら、その優秀さは「平時の優秀さ」です。自分が得意とする領域で、かつ、人脈もある中での評価によるものです。経験したことがない領域で、かつ不測事態が多発となったときに、その優秀さをどれだけ維持できるか。真の実力が見えます。

OTにおけるパフォーマンスはプロのアセッサーによりアセスメントされ、追ってフィードバックされますが、OTに参加した本人が自分の弱点や補強すべき内容を強く自覚します。“ここをなんとかしたい!”と痛感しているときにフォロープログラムを提供することで、その学びを確かなものにします。ちなみに、これまでの体験からフォローが必要になるのは、「共感(EQ領域)」、「生きた財務力」、「法令知識」、「ビジネス英語」です。

アセスメントはよくある「分析評価」ではなく「総合評価」です。自分が経営者の立場になって思いました。人事部から分析的にこの人はこうと伝えられても、要はどうなんだ?が気になります。具体的な強みや弱みはその次です。OTにおいてはこの感覚を意識したアセスメントにしています。ちなみに以下のような点に着目しています。




 

 

 

自画自賛ではありますが、これ本当にいいプログラムです。2日間、ぎっちり体験いただくので、かなりハードな内容だと思いますが、参加者本人にとっても、会社にとっても実力を知る時間をセーブできます。また、同じチームで過ごした人たちの心の中に“同じ修羅場を体験した仲間”という意識が強く醸成されます。これはOTの副次的な魅力です。

大好評につき、3月28日(木)の午後にも体験会をやることにしました。オンラインで2時間、13時からと15時半からの2コマご用意します。この機会にぜひご体験ください!
https://indigoblue.co.jp/ot-trial/

おまけ:熊本から帰京中の機内でのことです。
「お飲み物はいかがいたしますか?」

隣の元日本ボクシング連盟会長のYさんに似ているおじさんが答えました。
「しょうゆ!」

CAさんも「え?」という顔。そのおじさんがイラつきながら、再度「しょうゆ!」。
さすがにCAさんがフリーズしてきました。

「聞こえないふりしてメニューを出してみたら?」とアドバイスしたところ、
なんと「白ワイン」でした。(人助けしたなー)


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