お客様の声 旭化成ファーマ株式会社 様

今までの研修で一番熱中し、楽しく、腹落ちした学びがあったとフィードバックを受けました

旭化成ファーマ株式会社
執行役員 経営統括総部長
岡島 大介 様

現在の担当業務について教えてください。 

現在、旭化成ファーマ株式会社にて執行役員を務めており、経営統括総部の総部長として組織全体のマネジメントに携わっています。経営統括総部には大きく7つの部門あり、「経営管理」「経営企画」「人事」「法務」「コンプライアンス」「IT業革」「サプライチェーンマネジメント」が含まれます。ですので、会社のアドミ機能を果たす部門と言えるかと思います。

ー 弊社の「登竜門」を採用した経緯、背景を教えてください。

Indigo Blueの柴田さんからご案内をいただき、「登竜門」というプログラムを知りました。私自身、2018年頃にIndigo Blueさんの研修(Organization Theater)を受講した経験があり、そのときの学びが非常に印象に残っていたことから、今回「登竜門」を当社の社員に受講させたいと思いました。近年、企業のコンプライアンス意識は年々高まっていると感じています。しかし、人材育成の観点から見ると、日々コンフォートゾーンにとどまって業務にあたっているだけでは、成長の機会はどうしても限定的になってしまいます。Indigo Blueさんの研修では、受講者が自らのコンフォートゾーンを一歩踏み出すような体験ができ、強い刺激を受けることができると思います。そうした研修に参加することで、当社の受講者が新たな気づきを得て、成長につなげられることを期待して、受講者を送り出しました。 

今回の研修の内容・形式について、特に効果的だった点は何だと思われますか? 

若手層とはいえ、異なる業界で異なる経験を積んできたメンバー同士が一緒に研修を受けるという形式は、非常に有意義だったと感じています。英語が得意な方、ファシリテーションに長けた方、資料作成が得意な方など、それぞれ異なるスキルやバックグラウンドを持つ受講者が意見を交わしながら研修を進めることで、視野を広げ、視座を高める貴重な機会になったのではないかと思います。当社の場合、日常業務では医療用医薬品を扱っており、専門性が高い分、社内は似たようなスペシャリティを持つ人材が集まりやすいと言えます。そうした環境の中で、今回のように会社や業種の枠を超えた学びの場に身を置くことは、受講者にとって、自分自身をより多面的に理解するきっかけになったのではないかと感じています。

ー 研修を受講した後、受講者からのフィードバックはありましたか? 

受講者本人からレポートをもらいました。「今までの研修で一番熱中し、楽しく、腹落ちした学びがあり、大変有意義な研修だった」とのことで、満足しているようです。本人もスケジュール調整等で大変だったと思いますが、受講させて良かったと思います。

受講者の研修後の業務パフォーマンスに変化は見られますか? 

研修後にフィードバックとしていただいたアセスメントレポートには、「自分の限界がチームの限界とならないように、チームメンバーの力を最大限に引き出すようなマネジメントを心掛けてください」といった趣旨のコメントが記載されており、それが本人にとって大きな気づきとなったようです。最近、受講者の上長とも話をする機会がありましたが、同じチーム内でメンバーに仕事を割り振る場面が以前よりも増えてきたとのことでした。研修での学びが、実際の行動変容につながっているように思います。

ー 弊社の研修に関して、期待・要望がございましたらお教えください。 

登竜門に続き、今度開催される昇竜門でもお世話になります。登竜門はアラサー世代の受講となりましたが、社内には他の世代や階層にも、もう一歩背中を押したい人材がいますので、そうした人たちにも受講の機会を検討したいと考えています。また、研修は、受講者本人の成長機会やスキル向上の場となりますが、同時に、人材アセスメントの場としても活用したいと考えています。たとえば、研修中の受講者の言動はどのように評価されたのか、また、高いストレス下でどのように振る舞えたのかといった点は、重要な観点です。Indigo Blueさんの研修では、受講者の有事対応力なども浮き彫りになるため、実際に大きな仕事を任せる前のプレビューとしても有効だと感じています。

ー 今後の人材育成に関する構想や目標がございましたら、可能な範囲でお教えください。

私自身、営業職として入社した後、経営企画、海外留学、マーケティングを経て、開発職や海外赴任も経験させていただきました。営業から開発というキャリアの流れは非常に珍しいのですが、こうした多様な経験をする中で自分自身は成長できたと実感しています。この経験から、人材のローテーションは非常に重要だと考えています。特に、本人の現在の実力よりも少し高いレベルの役割を担わせることが、成長を促すカギになると思っています。適切なタイミングで、適切なチャレンジの場に配置することを心掛けたいと思います。すべての社員をいかに成長させていくかは、永遠の課題ですが、その課題に向き合って、個々人の成長によって組織全体も進化していくことを目指していきたいと思います。

本日は、ありがとうございました。

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