Vol.700「不機嫌の芽」(メールマガジン「人事の目」より) 

メルマガ700号です。自分で言うのもなんですが、ずいぶん続いてるなあと思います。
もっともっと多くの方にお届けしたいので、周囲の方にご紹介いただけるとありがたいです。
(700号のご祝儀として。笑)

先週の”上司たるものいつも上機嫌でいること。それが上司の作法。“にたくさんのコメントを
いただきました。ありがとうございます。メルマガを書いた後に京都駅の書店で
「不機嫌は罪である(齋藤孝著)」を発見しました。あまりのシンクロニシティにすぐに購入。
さすが齋藤先生。わかりやすく整理していらっしゃいます。
このテーマに関心がある方にはお薦めの一冊です。

その中に「不機嫌の芽」の話があります。自分の中に「不機嫌の芽」を感じたら、すぐに対処すべし、と。

誰もが不機嫌になりたくてなっているわけではありません。そこに不機嫌になってしまう
外的要因があるわけです。ある意味で自分は被害者です。しかし、それによって自分の内部に
不機嫌の芽が生まれ、開花した暁にはいいことは一つもありません。その不機嫌さを相手に
ぶつけたとしても、何も解決しません。むしろ、自分の中に後味の悪さが残るだけです。

こんなことがありました。打ち合わせにタクシーで向かったのですが、運転手さんが道に
不案内。ナビを使うものの明らかに遠回りです。挙句の果てに目的地を通り過ぎる始末。
私は英語の電話会議をしながらだったので、運転手さんに指示ができません。予定時刻にも
遅れそうです。移動に車を使っているのは移動時間中に仕事をするためなのですが、
思ったように連れていってくれません。

そんなこんなでイライラしながら目的地に到着。予定時刻2分過ぎです。すぐにでも降りよう
としているのですが、“ドアを外から開けます”と言って運転手さんが車の外に。ところが
道の往来が激しくなかなかドア側に運転手さんが来ません。むー、という気持ちになりました。

いけない、いけない。これが不機嫌の芽だ。この不機嫌さを運転手さんにぶつけても
何も解消しません。不機嫌さを開花させた後の打ち合わせはうまくいくわけがありません。
深呼吸と「これが不機嫌の芽」と自分に言い聞かせ、お気に入りの写真を見たりして気分転換。
打ち合わせに臨みました。

そうなのです。自分の「機嫌のコントロール」。これを意識した方が明らかにいいですね。
大きな組織で将来を嘱望されるような人が、ときにそれまでのキャリアをだいなしにする
言動をしてしまうのは、このコントロールができないからです。

こんなこともありました。とある案件で、自分の倫理観的にはあり得ない判断と行動をとって
いる人からの依頼に“不機嫌の芽”が頭を持ち上げそうになりました。(こいつとは絶縁じゃー)・・・
しかし、そこで感情的に対応してもいいことがありません。そこで敢えて1日寝かせてから
冷静に対処しました。

ひどい内容のメールを受信したときなど、1日寝かせてから対応した方がいいですね。
不機嫌さをもってメールを書くとそのモードが必ず文体に出てしまいますので。

年齢が上になればなるほど、いろいろなことが蓄積しているので、自分の中に不機嫌の芽が
育ちやすい温床があると思います。自分を無にする瞬間を一日に何度か持つのが良さそうです。
その温床が小さくなるだろうと思います。

おまけー1:なじみの台湾料理店が満席。しょうがないので近くのファミレスへ。
しかし、夜のファミレスには不思議な人たちが集まっていますね。隣のボックスには
50代後半とおぼしき女性が60代と思われる男性にiPadを見せて人生相談みたいなことをしています。
ちらりと目に入ったその画像が、なんとその女性のトップレスの写真。(なんの話をしているのだろう・・・?)

おまけー2:ホテルオークラの朝食。ここにも不思議なひとたちがたくさんいます。
見たことがある政治家、紀州のドンファンみたいな老人、このホテルに住んでる?と思える老女・・・。
人間模様です。

おまけー3:雅叙園東京(目黒)の百段階段。入ったことがない方へ。ぜひ見ていただきたい場所です。

http://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan (いろいろなイベントもやっているようです。)

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