821号「某社トップの悩み(続き)」(メールマガジン「人事の目」より)

先週のメルマガ「某社トップの悩み」への投票、コメントありがとうございました。
来年6月に退任を予定している社長の後任選びがテーマでした。

A案)コロナ禍で動けなかったが、当初予定どおり、K常務を推挙する。
B案)未知数だが成長著しいM執行役員を登用する
C案)妻の体調問題はあるが、自身の任期を延長する
D案)その他の案

400名を超える方からご意見いただきましたが、結果は次の通りでした。

K常務:28%
M執行役員:38%
ご自身の任期延長:24%
その他:10%

M執行役員を推す人がやや多かったですが、意見が割れましたね。K常務にしても、M執行役員にしても現社長が会長としてバックアップすることを前提とする、というご意見も多くみられました。人事の目の読者の方々による朝学の会(毎週月曜日の7時から8時)の議論でも、一定期間、現社長が何らかのポジションで任期を延長して様子を見るというご意見が多かったです。

自分が動けなったことをKさんが自覚しているかどうかが鍵になる、というご意見もありました。(Kさんにはその自覚があります。)Mさんの人間性についての質問もありました。やや外向けにいい顔をしがちですが、問題があるというわけではありません。新進気鋭の成長株によくある程度の話です。

実は社長の奥様の体調問題が当初お聞きしていたよりも深刻で、ご本人の続投は(それが非常勤であったとしても)難しいとなりました。選択肢が絞られました。難しい選択です。

私の意見はこうです。

・Mさんを社長に登用。Kさんに会長としてMさんをサポートしてもらう
・会長なのでKさんはMさんのラインに入らない
・現在の役員の退任、続投はMさんとKさんで決めてもらう
・Mさんには今後、意思決定にあたり、Kさんに事前相談することを約束してもらう
・ただし、決定権限はMさんに置く

2月下旬までには決めたいとのことでしたが、どうなりますか。

さて、2020年最後にみなさんにお願いがあります。

私が理事、事務局長を務める一般財団法人渡辺記念育成財団の3期生がエンターテインメントの力を使って地域の活性化に貢献すべく、ショートフィルムづくりをしています。掲げるテーマは、“フィクションだから伝わるリアルがある!短編映画で会津磐梯の「ありのまま」をPR!”

本作ではオンライン世界のキャラクターが現実世界で動き回るさまを、CGと実写で表現。地図アプリに嫌気が差しリアルの世界にダイブしたオンライン上のキャラクターとある孤独な少女の出会い、別れを描いています。キャストには「ステップ」の白鳥玉季、「キッズ・リターン」のモロ師岡、「人間失格 太宰治と3人の女たち」の千葉祐輝が名を連ねています。

豪雪の会津磐梯で撮影開始しました。頑張っています。しかしながら、自主制作のため制作資金が課題です。彼らの創作活動にお力添えいただけますと、とても嬉しいです。

https://camp-fire.jp/projects/view/358034

私は学生時代、劇団を主宰していました。若気の至り以外の何物でもありませんが、それで“飯を食っていこう”とも思っていました。大学卒業後もホテルで働きながら劇団活動(脚本と演出ですが)をしていましたが、オランダでの勤務が決定し劇団を解散しました。人生は何がどう展開するかわからないものです。ご縁から、いまはエンターテインメントの世界でプロデューサーを志す若者たちの夢を支援する側のお役目を担っています。財団奨励生たちの活動に自分の若かりし頃の夢が重なる感があります。

2020年も「人事の目」を読んでいただき、ありがとうございました。新年は3日から配信します。
2021年がみなさまにとって実り多い年になりますように。


おまけー1:店長から猛烈に怒られている店員が着ているシャツが「なんくるないさー」と書かれたシャツ。(なかなかやる)

おまけー2:この言葉、本来の意味は「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやって来る」だそうです。(ネットから)良い言葉です。響きもいい。

2021年に向けて「なんくるないさー」!



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