お盆はいかが過ごされましたか？
さて、「PHAZE」の活動報告です。8月13日に「PHAZE Day」なるイベントを神楽坂の
Human Capital Studioで開催しました。本格稼働後、最初のイベントになります。
PHAZEとは、“偏差値の高い大学には行っていない。あるいは大学にも進学してない。
ただし、地頭はいい。人間的な魅力もある。”こんな若者を発掘し、仕事力を鍛えて
「熨斗」をつけて企業に推薦する試みです。
当初、8月に東京、9月に福岡、2月に京阪で開催する予定でしたが、対象となる若者たち
の生活スケジュールと企画の日程が合わず、２月または３月に本格開催することに
しました。それまでは引き続き「PHAZE」を周知させるための企画を続けていきます。
なにしろ、世の中に同じ企画がありませんので幅広く知ってもらうための運動が
必要なのです。目指すは誰もが知っている「仕事力のある若者輩出のプラットフォームです。
8 月13日はスケジュールが合った学生たちを対象にPHAZEのプログラムを体験してもらいました。
駒澤大学、東洋大学、山梨学院大学など、PHAZE担当者が出張説明を行った大学や
PHAZEのfacebookや日経新聞のダイジェストに取り上げられた記事を見て名古屋から
駆けつけた大学２年、３年生が集まりました。
これまで選抜された学生の選考をいくつかの企業でお手伝いしてきましたが、そこに
集められた学生とは「大学名」が明らかに違います。思考のスピードもやや劣ります。
しかし、前者が就活最中の4年生であり、PHAZE人材が21歳以下であることを考えると
大差ないとも言えます。ミニOT(体験型ケーススタディ)の結果は“優秀な”学生たちと
変わりありません。勉強ができる学生もPHAZE人材も“社会で活躍するための
”心“も”スキル“も不十分。教わっていません。 （デキないという点では同じ）
プログラム終了後、わざと厳しめのフィードバックをしました。
‐きみたちはPHAZEになんのために来ているのか？
‐受験勉強をやりきらなかった
‐スポーツや芸術面で全日本クラスでもない
‐何か人に言えるようなことを成し遂げてきたわけでもない
‐このままで社会でやりたいことがやれると思うな
彼らは悔しかったようです。しかし、それでいいと思います。
「飢餓感と屈辱感」が人を伸ばしますから。
「飢餓感」とは仕事ができるようになりたい、なりたい！と強く思っているがどうしたら
よいかわからない状態のこと。「屈辱感」とは仕事を通じた失敗から、こんなはずじゃない、
自分はもっとデキるはずだと強く思う状態のことです。
もとより、PHAZEに集まってくるような若者には「飢餓感」があるはずです。「飢餓感」は
プログラムを吸収する意欲を強烈に高めます。砂漠に水をまくようなものです。これから
本エントリーとなりますが、まずは「飢餓感」の強さを審査します。飢餓感が強い若者を
発掘して鍛えます。
そういう若者に「屈辱感」を感じてもらう。これは強烈なバネになります。
帰りがけにある女子がこう言っていきました。
「へこんでいて、泣きそうです。でも悔しいので必ずまた来ます。」
彼女との再会が楽しみです。
PHAZEは一般社団法人PHAZE（代表理事：村松太郎）が運営しています。私は発起人です。
今後、全国的に展開していくにあたって、ご支援いただける個人、企業（団体）を募集します。
以前のメルマガで手を挙げていただいた方々にはお待たせしておりますが、来月には
「世話人会」を開催します。志に賛同いただける方からのご連絡をお待ちしています。
（こちらからご連絡ください）
http://phaze.jp/phaze_day_20150813/
（8月13日のスナップショットです）
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おまけー１：“ピーン、ミーン・・・”不思議なセミの声がする、と思って振り返ったら、
中学生くらいの女子。目が合ったので、黙礼して去りました。
（もっと気の利いた事を言えばよかった。）
おまけー２：10年来の知人のYさんが「マツコの知らない世界」にそば屋の出前役で出演
しているのを発見。“あれ、なにやってんの、Yさん？”と思って連絡したら、
以下の企画らしいです。これ、なかなかおもしろいですよ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130508/247715/?rt=nocnt
おまけー３：Carly Rae Jepsenの「I Really Like You」のミュージックビデオ。
トムハンクスいいですね。こういう大人になりたい。