1040号「4月、新人へのメッセージ」(メールマガジン「人事の目」)

来週から多くの企業で新年度が始まります。このタイミングで新社会人になる人が全国約70万人。彼ら彼女らの新たなスタートを祝福したいですね。

メルマガでもご案内してきましたとおり、4月4日(金)に新人から社会人3,4年までの方を対象にオンラインのプログラムをやる予定です。多くの方からお申込みいただきました。ありがとうございます。

ワークショップも含め3時間のプログラムの予定ですが、その中で「デキる新人=デキる人材への道」になるための秘訣として以下のことをお伝えしたいと思っています。

その1:レスポンスを高めよ
SNS世代なので即レスには馴染んでいるかもしれませんが、仕事のチャット、メールへにも24時間以内に反応することを意識しましょう。中には返答に時間を要するもの、返答に困るもの、どうしたらよいかわからないものもあるでしょう。そんなときこそ即レスです。メールを受け取ったこと、いつ頃に返信できそうか、返信にあたって困っていること等、自分の状況を伝えましょう。

レスポンスが悪い人(遅い、スルーする)は社内外から嫌われます。中堅以上になって、上からのメールには即レスするくせに部下や委託先からのメールへの反応が悪い人が結構います。こういう人は“一緒に働きたい”と思われなくなります。

その2:闇練をせよ
仕事ができないのは当たり前。ただ、その時間に会社は給料を払っています。給料に見合った仕事ができていないと思ったら、就業時間に限らず、周囲の期待に応える仕事ができるように特訓すること。仕事をするための知識が足りないのなら、知識を得る手段を考えて実践すること。スキルがないのなら、反復練習すること。それが自分の身を助けます。

期待に応える仕事をするのはビジネスパーソンとしては当たり前のこと。そのプロなのですから。この意識なくずるずると仕事をしていると、中高年になったときにはリストラ予備群になります。

その3:仕事の持久力を高めよ
仕事の速さ、遅さを決めている最大の要素は持久力。一つの仕事を休み休みやる癖がついていると「仕事が遅い人」になります。仕事に向かう自分のエネルギーを長時間発揮できるように管理しましょう。自分のスイッチをONにしたら休まない、この意識と実践が持久力を鍛えます。

仕事の合間で雑談をしたり、ネットの情報を見たり、一息いれたり。これらの行為を禁ずると言っているわけではありません。疲れたら休め、は当たり前です。ただ、すぐに疲れてしまうのは仕事の持久力が低いからです。持久力は若いうちから鍛えることで養われます。20代の働き方がその後の仕事人生を決めます。

これらのことは新人に限らず、中高年の方にも有効です。高く評価されていないと感じている方は、「レスポンス」「闇練」「持久力」を改めて意識してみてください。

この時期は、新人だけでなく、所属してきた組織を去る人も少なくありません。定年だけでなく、不本意な人事もあるでしょう。人生、まだまだ。前を向いて進みましょう。会社人生が長かった人は、今後は会社の指示ではなく、自分で好きなことを好きなタイミングでやりましょう。

そのためのスキルの磨き直しと新たなコミュニティづくりをする朝活、PHAZEリカレントの第15期が5月28日開講です。
https://phaze.jp/

おまけー1:新幹線に乗ると花粉症が悪化するのはなんでだろう?

おまけー2:髪の毛が薄くなったのは頭の能力を使い過ぎていることだと、ドラマ「ホットスポット」を観て理解しました。(薄毛の人がそれまでにされてきた努力への尊敬のまなざしを忘れないようにしましょう。)

おまけー3:とある会社のとある部署の人がみなパーマをかけています。天然パーマのリーダーに“パワハラではないか”と指摘したところ、パーマ頭全員が笑顔で並ぶ写真を送ってきました。しかも、他部署の人がパーマ頭になると裏の自己申告らしいです。






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