Vol.737「最近、”パッション”を感じましたか?」(メールマガジン「人事の目」より) 

“あなたのパッション(情熱)は何ですか?” 某アメリカ人から問われました。

なかなかの難問です。自分がパッションを向ける対象は何かという質問なのか? 
パッションの源泉は何かという質問なのか? ・・・そもそもパッションとは何なのか?
 改めて考えてしまいました。

パッションとは“情熱、押さえきれない感情”と辞書にあります。ほとばしる情熱というと
・・・松岡修造さんとか、ソフトバンクの「熱男」。そうならないとパッションがあると
言えないか・・・、ということはないのです。パッションのあり方は人それぞれ違います。
それが外に向けて強く表出する人もいれば、深く内向する人もいます。パッションとは
自分なるものを動かす原点と言っても良いと思います。

パッションについて、私はこう思います。真に没頭して何かに打ち込んでいるとき、
そのエネルギー源になるのがパッションではないかと。対象は何でもあり。
ただ、そういう経験をしたかどうかが、パッションを放出した経験があるかどうかが、
その人の人生の充実度合いを決める。そう思うのです。

優れたリーダーの方々の経歴を聞くと、みな何かに没頭した経験があります。その経験が
彼ら彼女らの“生きるための体幹”になっています。しかも学生時代など、若いうちに
その“体幹”を作っています。彼ら彼女らの成功の秘訣はここにあります。基礎となる
“体幹”があったので、別のテーマや別の環境であってもパッションをもって取り組むことが
できたのだろうと思います。

ただ、役職が上になればなるほど、なかなか“没頭する”ことができなくなるのが常です。
パッションのままに動くことに制約が生まれてきます。組織の中では、あらゆる利害関係者の
ことを意識しないといけませんし、自分の立場も考えなければいけません。気が付くと、
他に対して気を遣い過ぎて、しばらく自分のパッションを感じていない。
そんなリーダーが多いのではないでしょうか。

パッションがなくなると枯れます。自分なるものが消えてしまうからです。
年齢は関係ありません。20代でも枯れている人はいますし、80代でも枯れていない人がいます。
自分のパッションを意識する機会を設けた方がいいですね。今回の某アメリカ人との対話で
気づきました。

優れたリーダーの方々が瞑想したり、“デジタルデトックス”をしたり、
自分の時間を意識して持っているのは「自分なるもののパッション」を取り戻すためですね。

おまけー1:パッションつながり。「パッション屋良」という芸人さんがいました。
(最近お見掛けしませんが。)あの胸をたたくポーズをパッションだと思っている
20代の若者がいました。

おまけー2:パッションつながり2。「パッションフルーツ」のパッションには「情熱」
という意味はないそうです。パッションのもう一つの意味である「キリストの受難」から
来ているそうです。パッションフルーツの花がキリストが被らされたいばらの冠に似ている
からとのこと。(豆知識)

おまけー3:マーサー時代に頑張ってくれているとある社員になんとか報いたいと思い、
自宅に高級和牛を手紙付きで送りました。その数日後、奥様から電話が。

「あの、うちの主人は6カ月帰宅していないのですが。」

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