Vol.751「日本流に馴染め!ではグローバル企業ではない」(メールマガジン「人事の目」より)

“東京福祉大学の外国人留学生1,600名が行方不明” 
このニュースを覚えていらっしゃいますか。NHK「クローズアップ現代」がこの事件を
深堀りしていました。

番組の中では元総長がこう語る声が流れます。「俺は2,000人ぐらい集めようと思っている。
今の勝手な試算だけど120億円入る。すごいだろ、お前、このアイデア。そうしたら、
ガバチョ、ガバチョだろう。」

実に腹立たしい。希望を抱き、経済的に無理をしてやってきた留学生たちを“食い物”に
しています。こんなことで、日本が外国人にとって“働きたくない”国になってしまう
ことを怖れます。

日本で働く外国人たちのコミュニティ、The Third Way Forumを昨年9月に立ち上げました。
これまで全体会を3回。分科会を日産自動車さんと武田薬品工業さんのスポンサーでそれぞれ
1回。「Career development」「Inclusion」「Communication」をテーマとする委員会が
それぞれ数回ずつ議論を重ねています。これまでに130名くらいの日本で働く外国人が
参加してくれています。

このコミュニティを立ち上げた理由はシンプルです。
日本企業を本当の意味でのグローバル企業にしたいからです。

海外からの売上が増える一方で、多くの日本企業の組織運営は、まだまだ“日本企業流”です。
グローバル企業を標榜していたとしても、外国社員には“日本企業のしきたり”に馴染むことを
要求しています。日本企業で働く有為な外国人社員たちがこれに不満を抱き、日本企業から
離れています。働く場所としての日本企業の評判がどんどん落ちています。この状況を
(草の根レベルですが)なんとかしたい、と思ったのです。

“優秀な人財がその国籍に関係なく集い、活躍している。”
これが本当の意味でのグローバル企業だと思います。

かつて私が在籍したマーサーは長らくこの“グローバル企業”でした。しかし、ある時を境に
“アメリカ企業”になりました。“アメリカのしきたり”に沿って動けと言われて衝撃を
受けたことを覚えています。(今のマーサーがどうかはわかりません。10年以上前の話です。)

“優秀な人財がその国籍に関係なく集い、活躍している。”この考えに共鳴いただく日本企業は
たくさんあるのですが、“どう運営すればいいのかわからない”。これが実態です。そこで、
実際に日本で働く外国人たちと共に考え、日本企業に提案する、そんな場を創りたいと
思ったのです。日本企業に馴染め!でもなく、海外に迎合!でもなく、第三の道を模索する。
それがThe Third Way Forumです。

発足以来、10カ月ほど外国人中心の議論をしてきました。だいぶ議論が煮詰まってきた感が
ありますので、そろそろ、日本企業の方々とのディスカッションの場を設けていきたいと
考えています。

組織運営のグローバル化を考えている企業の幹部のみなさま、選抜研修などで「グローバル化」を
テーマに検討されている企業さまへ。The Third Way Forumのメンバーとの対話をしてみませんか。
(メンバーの勤務地、生活拠点の関係から東京近郊に限定されてしまうのですが。)
このメルマガへの返信でご連絡ください。アレンジします。


おまけー1:やられました。ゴキブリが出たので退治しようと追い詰めたところ、その姿を
見失いました。これは「ゴキブリホイホイ」だな、と直接対決を諦めたところ・・・
なんと!シャツについてました・・・(米国のデトロイト生体科学研究所によると、
「ゴキブリは危険を察知すると瞬間的に時速150キロで移動し、その時のIQは340を超える」
 怖ろしい。)

おまけー2:徳島に行きました。コンビニやキヨスクの店員で「しばた」と名札に書いてある人
に次々に遭遇。徳島「しばた」多いんかーと思ったのですが、全国柴田姓ランキングによると一番は
「愛知県」とのこと。うむむ。

おまけー3:以前、ご案内したOT(体験型ケーススタディ)の説明会のご案内です。
次世代経営者候補の選抜、トレーニングにこれ以上のプログラムはないと自負しています。
経営者、人事責任者の方のご参加をお待ちしています。

https://indigoblue.co.jp/lp/showcase/

 

 

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