Vol.528 メモはPCでとりなさい

「メモはPCでとりなさい。」

 

会議や研修でこう言っています。理由は明白です。メモをPCでとると修正・加工・検索が

容易。そのメモはコンテンツになります。そうなるとそのメモを誰かとすぐに共有できる

ものになります。ノートだとそうはいきません。誰かに報告・共有しようとしたら、

メモを片手に新たにPCで作り始めないといけません。明らかに一工程多いので非効率です。

 

「インターネットにつながっていなさい。」

 

こうも言っています。インターネットにつながっていれば、何かわからない言葉や確認

したいことがあったときに、すぐに検索できます。“あとで調べよう”と思っても忘れます。

知りたいときに調べるからこそ理解も進みます。それだけではありません。インターネットに

つながっていれば、その場にいない人に議論や研修の内容を共有したり、その人たちの感想や

意見を活用したりすることができます。

 

「顔を上げなさい。」

 

PCに入力しているからと言って、話している人の顔を見ないのはNG。顔には多くの

メッセージが込められています。また、顔を見ていないと無視していると同義の気配が出ます。

PCを開いていても、顔はしっかり上げる。(となると、ブラインドタッチは当たり前です。)

当然、発言もします。

 

10年くらい前だと会議中にPCを開いていると、“何、遊んでるんだ!”と怒る御仁がいました。

今はどうでしょう。問答無用で怒る方は30%くらいでしょうか。少なくとも、自分でメモを

書いたり、プレゼン資料をつくっている人であればPCでメモをとることの価値を知っているので、

怒りはしないはずです。

 

ノートPCのキーボードがカチャカチャするのはいけません。あの音は気になる人は気になります。

そのせいで怒られるかもしれません。もちろん、顔を全く見ないでPCばかり見ていると気分を

害す人はいるでしょう。

 

Indigo Blueで仕事をするとなると、PCでメモをとるだけではダメ。会議中に議論の内容を

構造化して、パワポで表現することもディファクトとして要求します。PCスキルももちろんですが、

それよりも、議論をその場で体系化していく情報整理力を求めます。この力を鍛えるのは

KJ法」や「マインドマップ」を極めるのが有効です。

 

更に、今議論していることをまとめるとどういうことか、この抽象力と言語センスが問われます。

人によっては話しながら考えている人がいるので、そういう人の発言をダラダラ聞いていると

まとめることができません。

 

メモをつくることと、ログ(発言内容に忠実にメモをとる)とは違います。驚異的なキータッチで

ログとりが出来ても、その意味をとりまとめることができないとなると、メモとしての価値は

ありません。

 

1時間の議論の最後にその内容を1枚のパワーポイントにまとめて投影できるようにしましょう。

 

会議の場で、なんとなく参加者が合意した気配があったとしても、言語化して確認するプロセスを

怠ると、会議室の外で各々が各々の目線から“合意したこと”を進化させます。結果として、

それぞれ異なる理解になります。それを防ぐためにも、言語化して、その場で確認するのです。

これが簡単にできるのも、議論をしながら、その内容をPCでとりまとめているからです。

 

企業によっては情報漏えいリスクがあるとして、ノートPCの使用や業務中のインターネット接続を

禁止しているところがあります。確かに情報漏えいは企業の根幹を揺るがすリスクです。

しかしながら、この禁止令をやったとしても情報漏えいのリスクを根絶できるわけではありません。

仮に情報漏えいが起きた場合に、企業としての取り組み姿勢を示す言い訳材料にはなりますが、

むしろ、組織の生産性を抑制し、社員の成長を妨げるネガティブ要素の方が大きいと思います。

 

業務中にSNSやゲーム等業務以外のことに時間を使う(それこそ遊ぶ)ことを気にしてノートPCや

インターネット使用を禁ずる経営者もいます。これも上が「禁止」することではないと思っています。

 

仕事をする上で大事なことは成果を上げること(当たり前)、周囲の人たちと交流すること

(挨拶や返事もそう)、周囲の人たちに不快な思いをさせないこと等です。高いパフォーマンスを

あげている人が息抜きに私的利用してもいいじゃないですか。ハイパフォーマーは難しい仕事を

たくさんやっています。仕事以外に時間がなかなか割けないのですから。パフォーマンスが

あがっていない人は、ゲームやったり、SNSやったりすることがNGなのではなく、パフォーマンスが

あがっていないことがNGなのです。そこを取り違えてはいけないと思うのです。

 

禁止令好きの経営者は社員を「使用人」と見ているのでしょう。

 

“金払ってるんだから、余計なことに時間を使うな!”のマインドセットだと思います。

“カネ払ってるんだから、それよりも多く稼げ!”ならわかりますが。

 

 

おまけー1:この金曜日の夜の渋谷、六本木、西麻布はハロウィンコスプレで街が占拠されてましたね。

中には警官や道路工事の人とか、本職なのか、コスプレなのかわからない人も。

(来年は私も企画したい。)

 

おまけー2:土曜日の電車で「コスプレ帰り」の1人男性に遭遇。明らかに辛そう。

しかもコスプレは、“ラムちゃん”だったらしい。

 

おまけー3:真面目な話。12月19日(金)に体験型ケーススタディ(Organization Theater)の

今年最後の説明会をやります。関心のある方はこちらをどうぞ。

 

 http://www.indigoblue.co.jp/ot_taikenkai/ 

 

 

 

関連記事一覧

PAGE TOP