お久しぶりです。
お待たせしました。突然お休みしたので、柴田が体調を崩したのではないか、もしかしてコロナか・・・?など、柴田の身を案ずるメールをいくつもいただきました。嬉しかったです。確かにこの2ヵ月弱の間にいろいろな事がありました。自分の「生き方」「働き方」を大いに見直す機会になりました。体調面は問題ありません。元気です。メルマガ再開します!(今気づきましたが、再開のメルマガが「808」号。実に縁起のいいナンバーでした。)
リモートワーク時代と、その先の未来への適応進化
さて、この間もいろいろな企業の経営陣との対話を続けてきました。このままでは“立ち行かない”。この危機感をもっている経営者が多いことを実感しています。
なにしろ、
- リモア下で「使えない人材」が大量に発生
- AIはこれからの要員体制に多大なる影響を及ぼす(「使えなくなる人材が発生する」)
- 定年は延長される
- いつまでも“グローバルマネジメント”ができない
- 労働法は前時代の塩漬け状態
課題満載です。企業は組織とヒト次第、「ヒト、ヒト、ヒト」。これからのヒトと組織をどうするか、最大かつ喫緊の課題です。この課題に正面から取り組むには「経営陣のレベルを上げる」しかありません。次世代のことは次世代に委ねる、だと手遅れになります。現職のマネジメントチームのレベルを上げて、確実に来る「変化」、これをポジティブに活用できる実力を備えましょう。
以前、ご紹介した緊急企画「適応進化を実現するための学び直し」の全5回の講義・議論が終了しました。こうした現役経営陣のための学びの場をこれからも企画提案していかねばと改めて思いました。
インプットがあり、自分の中で思考、再構成、創造、編集を行い(スループット)、アウトプットする。このプロセスでヒトは課題を解決しています。同じ会社の中で、同じ領域の話を同じメンバーで続けているとインプットが固定化します。決まったインプットの処理なので、スループットの作業も固定化します。同じプロセスを繰り返しているので、どんどん短い時間で処理できるようにはなりますが、アウトプットが固定化します。
この状態が続くと「インプットすべき情報」が目に入らなくなります。マネジメントチームがこの状態にあると会社の適応進化のための先行指標を見落とします。
現職リーダーたちはこの“固定化されたプロセス”から脱出しなければなりません。なんでもよいのですが、自らに刺激を与える機会を意識的に作りましょう。なんでもよいのですが、目が覚める体験、背筋が伸びる体験をしましょう。
その一助になれば企画です。
「人事の目:朝学の会」を開催します。10月5日から毎週月曜日の朝7時から1時間、Zoomの勉強会です。とりあえず、年内いっぱいやってみます。参加資格は(規模は問いませんが)雇用者がいる企業・団体の執行役員、取締役、理事、社外取締役、部長であること。実経費がかかるので月会費5,000円とします。
ご参加いただける対象者の方は以下のURLからご登録をお願い致します。
https://indigoblue.co.jp/morning-activity/
(追ってZoomのインビテーションをお送りします。)
基本的に前日の「メルマガ」のテーマについて柴田が補足・解説し、ご参加のみなさんと議論する1時間をイメージしています。手探りながら始めてみます。ご参加お待ちしています!
おまけー1:心霊現象。しかし、それが近親者だと微笑んで見れますね、
おまけー2:最近、なぜか私にメールを誤送信する人が増えています。連日あります。引きが強くなっているのかと思っていたら、巧妙な詐欺メールまで。
おまけー3:ショッピングセンター内のゲーセンの「老人比率」の高さに驚きます。平日の昼間、覗いてみてください。(しかし、UFOキャッチャーは多様化しています。それにも驚きます。)
執筆
Indigo Blue 代表取締役会長
柴田 励司(Reiji Shibata)
上智大学卒業後、京王プラザホテル入社。在籍中に、在オランダ大使館出向。その後、組織・人材コンサルティングを専門とするマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。2000年には、38歳で日本法人代表取締役社長に就任する。以降、キャドセンター代表取締役社長、デジタルスケープ(現イマジカデジタルスケープ)取締役会長、デジタルハリウッド代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任。2010年7月より株式会社Indigo Blueを本格稼働。
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記事はメルマガ「人事の目」で配信されています。