883号「還暦になった」(メールマガジン「人事の目」より)

なんと還暦になってしまいました。

かつて人の還暦で悪ふざけをしていました。赤いふんどしを贈ったり、シルバシートのステッカーを貼ったり。因果応報で何かやられると思っていましたが、私の周囲にいる方々は紳士淑女。これまで贈っていただいたものは全てまともな、もらって嬉しいものばかりでした。インディゴブルーの仲間たちからはビデオメッセージ集を、また、メール、メッセンジャー、Facebookで多くの方からお祝いコメントをいただきました。ありがたいことです。

元来、年齢についてはこだわらない性質なのですが、それでも60歳は節目の年齢。1か月ほど前からどうしたものかと考えていました。

まずは60年の人生を振り返り、お世話になった方々に御礼を伝えたいと思いました。コロナ禍なのでお会いすることができないので、お手紙やメールを送ろうと。そう思って考え始めると、なんとたくさんお世話になった人がいることか。自分の人生はお世話になった人達のおかげだ、と改めて思いました。

その中でも自分の人生に影響を与えてくれた6名の方に手紙/メールを書きました。人の成長の「70-20-10」の「20」は誰と仕事をしたかですが、まさにそれ。その人達との交わり、学び、すべて今の私につながっています。本当にありがたいことです。お手紙を出せない高校時代の恩師、在オランダ日本大使館時代にお世話になった方については、早いうちにお墓参りに出かけたいと思っています。

それと、60歳記念に八芳園でプロのカメラマンにお願いして写真を撮りました。天候にも恵まれ、ちらほら桜が咲き始めている前で撮影してもらいました。いつも思いますが、ここの庭は素晴らしいです。20年近く前に「クローズアップ現代」に出演して成果主義について語ったときの写真を当時のディレクターが送ってくれました。いやはや“すかした以外の何物でもありません。顔は履歴書。自分で言うのもなんですが、この20年、良い歳の取り方が出来たと思います。ありがたいことです。



60歳になったからと言って何かが変わるわけではありません。これからも自分の心の決めたままにチャレンジし続けるつもりです。最近とみに勉強不足を痛感します。古典然り、新しい潮流に然り。改めてインプット、アウトプットを繰り返していきたいと思っています。

私には定年がありません。自分の軸に基づき、周囲の役に立つ仕事をし、相応な報酬をもらう社会人です。会社勤めを否定するつもりは全くありませんが、会社員と社会人は大きく違います。会社員の方々に定年後も社会人として充実した人生をおくるきっかけの場をつくりたいと始めたのがアラフィフの学び直しの場「PHAZEリカレント」です。(4月開講の第5期生募集中です。「PHAZEリカレント」で検索を)

インディゴブルーの仲間たちからの提案で4月からYoutube「【Indigo Blue】柴田励司の人を伸ばす・組織を伸ばす」を始めることにしました。メルマガに加えて、週1回の映像発信をします。その中で「柴田さんに訊く」というコーナーをやります。ということで組織人事マネジメントに関するご質問を募集します。

(募集受付フォームです)
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=X8GG1iNxVUKAwulZXeI73zIuVsQvyNZCrKfk-cwIOQxUM0NGR0RBWjdFNDlMVEoxU1cwMVdMTzZTTiQlQCN0PWcu

60歳1日目から。ますますいろいろなことにチャレンジして参りたいと思っています。お誘い、ご相談、悪だくみ、お待ちしています。


おまけー1:赤いちゃんちゃんこは絶対に着ない!と言い張ってました。その理由は“似合わない”からです。

おまけー2:某著名経営者かつら疑惑。いいじゃないですか。私はこういうことには寛容です。

おまけー3:某社の名刺管理ソフトCMで城田優さんと尾上松也さんが出演するやつがあります。この二人がもらった名刺を持ちながらニヤリ。そのニヤリから何されるかわからんのでうっかり名刺渡せんなーと思っていたら、CMが停止になってました。

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