889号「スラッシュワーカーの時代その2」(メールマガジン「人事の目」より)

スラッシュワーカーの続きです。

スラッシュワーカーとは特定の部署の仕事だけでなく、社内横断の業務や、複数の部署の仕事を同時に担う働き方をする企画系の人のことです。いまでも例外的にそういう人はいますよね。10年度にはスラッシュワークが例外ではなく主流になるだろうと思います。

チーム全員がスラッシュワーカーになると圧倒的に生産性が高まります。スラッシュワーカーは同時に複数の案件を抱えているため、次々にタスクをこなし、アウトプットを出します。時間を無駄にすることはありません。会議で指示を受け、会議終了後にアクションを開始。上司、関係者の確認を得ながら作り込んだアウトプットを納期ぎりぎりに提出。ダメ出しされてやり直す・・・、スラッシュワーカーにはこんなことはありません。会議中にアウトプットを作り始め、その場で全員の確認をとってしまいます。

優秀なスラッシュワーカーの特徴です。

・反応が早い(メール、メッセージへの反応がほぼ即レス)
・質の高いアウトプットを早く出せる
・仕事を溜めない
・案件から学び、別の案件でその学びをすぐに生かしている
・割り切りが早い
・抽象化力が強い

スラッシュワーカーとして認知されようと思ったら、これら6つの要素を意識して鍛えておくことをお薦めします。特に「反応が早い」はその気になればすぐに実践できます。案件を遂行するために自ら学び、その学びをすぐに活用する。これも意識すればできるはずです。仕事を溜めない、もそうです。

質の高いアウトプットを早く出すためにはポータブルスキルを鍛える必要があります。いかにわかりやすいメモを書けるか、いかにわかりやすく話せるか。これは訓練が必要です。しかし、スキルなのでちゃんと練習すれば誰でもある程度できるようになります。

割り切りが早い、これは気質に由来する要素だと思います。こだわってしまう気質の人もビジネスにおいては、うまくいかなかったこと、心配なことを引きずらないように「意識の壁」をつくりましょう。これも訓練でなんとかなります。

抽象化力、スラッシュワーカーにとって最も大事な力だと思います。具体的な事象を「要はどういうことか?」と考える癖をつけましょう。ミクロな視点からすると、初めて取り組む案件でも抽象化することにより、全く別の過去の経験を活用することができたりします。

次回は「スラッシュワーカーが主流になったときに、どうマネジメントするか?」について書きます。


おまけー1:タクシーに乗車中、運転手さんが外の人に手を振っていたので聞いてみました。
私:運転手さん、知り合いでしたか?
運転手さん:いや、実車中だから乗れないってやっただけす
私:いやー、顔が広いのかと思った
運転手:面積は広いです

おまけー2:「Sing2」いいですね。最後のシーンはある意味で「予定調和」ですが、ジーンときました。

おまけー3:Youtube、頑張ってます。組織人事マネジメントについてのご質問に答えるコーナーも用意しています。ご質問を絶賛受付中です。

https://forms.office.com/r/YrNKUQAVYH

 

 

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