989号「心のサードプレイス」(メールマガジン「人事の目」)

3月27日早朝、PHAZEリカレント11期生の修了式を行いました。PHAZEリカレントとは㈳PHAZEが主催するアラフォー以上の学び直しの場です。2020年からスタートして、これまでの卒塾生が200名を超えました。私は㈳PHAZEの発起人・理事で、リカレントプログラムの総合プロデューサーを務めています。

修了式でこう述べました。

・ 「心のサードプレイス」があると人生が豊かになる
・ サードプレイスとは、自宅や学校、職場でもない、居心地の良いカフェ等の「第3の場所」のこと、とされているが、私はこの概念の本質は「場所」ではなく「心」だと考えている
・ 仕事も家庭も関係ない、自分にとって居心地の良いコミュニティがあるといい
・ PHAZEリカレントは「学び」を起点とした「心のサードプレイス」だ

そもそもはこういう想いでスタートしました。60代になっても、元気で自分の意思で楽しく働いていこう!そのためには務めている会社や団体の仕事を遂行するための特定スキルではなく、どこであっても何をしても必要なポータブルスキルを磨き直そう!心のもちようをリセットしよう!

ところが想定外のことが起きました。3か月(概ね40コマ)の講座が終了した後も受講生たちの関係性が継続。参加者のおよそ1/4の人が世話人として運営に関わってくれるようになり、気づいたときにはコミュニティ化していました。参加者の有志による月1回の「PHAZEリカレントプラス」という勉強会も発足、同期の食事会、ゴルフ、プチ旅行などもあり。先だっては5期生の何人がロサンゼルスマラソンに参加したようです。年に1度、全体のオフ会もあります。(2023年の第二回オフ会から)



 

 

 

 

ここでは強制されるものは何一つありません。社会的な立場も関係ありません。当然ながら上下関係もありません。みなで助け合って運営し活動しています。活動に対する経済的な報酬もありませんが、みなさんこの場を大切に思ってくれています。素晴らしいです。

プログラム開始時はほぼすべての講座に参加していましたが、今では開講式、修了式と自分が担当する1コマ(時に代打で追加)くらいの参加になり、それ以外は“聞き専”でOK。私の時間的な負担がなくなりました。受講生の誰かが言い出した基本フレーズが“ゆるく、長く、つながる”です。今後もこの関係性が続くとよいなあと思っています。

そのPHAZEリカレント12期が5月15日に開講します。説明会を4月に数日行います。講座はすべてオンライン、朝の7時から8時、月、水、木、金の週4日です。

こんなにいいプログラムになったのに、毎回、申込者がぎりぎりまで集まらず冷や汗ものです。「学び直し」ももちろんですが、「心のサードプレイス」に参加するつもりで、ぜひお越しください。
https://phaze.jp/recurrent/isession/ (説明会のお申込みはこちらから)


おまけ―1:そろそろメルマガが1000号に到達するので、記念イベントをやりたいなあと思っています。

おまけー2:気合を入れたいときのお薦めオイルです。(私も使っております。)
https://viearome.randcompany.jp/items/80942234

かつては60歳が見えてくると会社の中の役割も縮小。なんとなく“仕事の終活”的な気配が漂い、数年過ごした後に定年を迎える、というのが一般的でした。時代が変わりましたよね。60代であっても、知力、気力、体力共に問題なし、という人が多くなっていると思います。


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